ヨガ留学先を選ぶ際、カリキュラムの内容や、かかる費用が気になるポイントですね。
でも、もうひとつ大きなポイントとなるのが、どのように暮らすか。生活基盤がしっかりしてこそ、学びに集中できます。生活基盤をつくるのが宿泊と食事です。Webサイトを見ると、宿泊と食事を参加者自身が手配するヨガ留学と、宿泊と食事がはじめからセットになっているヨガ留学があります。どのような違いがあるのでしょうか。今回はそれを見ていきたいと思います。
宿泊と食事を自分で手配するヨガ留学
宿泊と食事を参加者が自分で手配するヨガ留学について。
メリットは好きなスタイルで暮らせること。できるだけ安くおさえたいなら、レッスン会場(ヨガルームなど)から徒歩圏内のコンドミニアムに滞在することも可能です。食事は自炊&お弁当というスタイルもいいでしょう。予算内で食事の量や質などを自分の手でコントロールできるところがメリットといえます。ただし、食材が手軽に調達できるスーパーやコンビニなどが近くにあり、安全かつ便利に使えることが条件ですね。
逆に、贅沢に暮らすことも選べます。何度も経験できるものではないヨガ留学だからこそ、リッチに過ごしたい。そんな要望もあるでしょう。そんなときは、ランクの高いホテルや宿泊施設に泊まりながら、食事もレストランで現地のお料理に舌鼓、というスタイルも選べます。このように、宿泊先や食事のクオリティーを自分でコントロールできるところが、自分で手配するヨガ留学ならではのメリットといえます。
しかし、逆にいうと、毎日のヨガレッスンを支える心とカラダづくりや体力維持のための食事、栄養面、調理法などを自分で考え実践する行動力や知識が必要です。栄養が偏ると体力が落ち、心の状態にまで影響を与える可能性もあります。食生活が原因で数週間のレッスンについていけなくなってしまっては、ヨガ留学に来た甲斐がありません。期間中の健康維持のためにも、食事の配慮はとても大切です。
安全面の配慮を
安全面の配慮も大切です。
海外の場合は、実際に宿泊してみないと安全性や快適性の確認が難しいのが現状です。宿泊施設内で問題が発生した際の対応や現地の人との交渉力が必要になるケースもあります。経験者の体験談や宿泊施設のクチコミ情報など、参考になるものはチェックしておきたいですね。外出時の盗難や事故にも注意が必要です。宿泊先とレッスン会場との交通の便や治安についても考えておきたいポイントです。
宿泊と食事がセットのヨガ留学
では、宿泊、食事がセットになっている場合はどうでしょう。
まず宿泊です。手配が不要でその手間がいらないのでラクです。また、レッスン会場と宿泊施設との交通の便も考慮されているのが普通ですから、日々の移動に関しての心配がいりません。宿泊施設とレッスン会場間の送迎も含まれていることがあるので、確認してみるといいでしょう。
食事の面は、今日はどこで何を食べよう、何を作ろう、という心配から開放されます。日々のヨガレッスンを支える精神や体力を維持することが大切ですが、そのための食事を毎回用意してくれるのが一般的です。食事の心配から開放されるだけでも、ヨガを学ぶことへの集中度がグンと高まります。食事を準備する時間が不要ですから、その時間を練習や学習、休息にあてることができます。「食事のことを気にしなくていいのがとても良かった」という声も聞きます。ヨガを学ぶことがヨガ留学の目的ですから、ヨガに集中できることは大きなメリットといえます。
宿泊、食事がセットになっている留学先の場合、どんな宿泊先なのか、どんな食事なのかもしっかり確認するといいでしょう。好みにもよりますが、せっかくのヨガ留学ですから、できれば健康志向の食事を提供してくれるところが望ましいですね。
宿泊と食事がセットになったヨガ留学の場合のデメリットを挙げてみると、ひとりになる時間がつくりにくい、好きな食事を摂ることができないなどがあります。もちろんそういう点にも配慮した留学先もありますので、よく確認してみるといいでしょう。
まとめ
- ヨガ留学には宿泊と食事を自分で手配するもの、すべてセットになったものがある。
- その両方にメリットとデメリットがある。
- メリット・デメリットをよく考慮し、自分のスタイルや好みに合わせて選ぶと、後悔のないヨガ留学先に出逢えるでしょう。
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