全米ヨガアライアンス協会の
「継続教育」解説

RYT200を含む全てのRYT(ヨガアライアンス認定ヨガティーチャー)は、1年に1度の更新に加えて、3年ごとに「継続教育」の単位を取得する必要があります。そしてそれを全米ヨガアライアンス協会のWebサイトに登録する必要があります。

ここではその内容や方法を解説いたします。なお、RYT200への登録前に行なった指導やトレーニング時間は、継続教育に含めることはできません。また必要以上の単位を取得した場合でも、それを次の3年に繰り越すことはできませんのでご注意ください。

継続教育に必要となる2つの項目

継続教育は次の2つの項目から成ります。(   )内は3年間で必要となる単位です。

  • ヨガティーチング(45単位)
  • ヨガトレーニング(30単位)

ヨガティーチング(45単位)について

「ヨガティーチング」とは自らヨガ指導を行なうことです。45単位が必要です。ヨガ指導1時間で1単位となります。つまり、3年間で最低でも45時間のヨガ指導をする必要があります。加えてその内容を全米ヨガアライアンス協会のWebサイトに登録する必要があります。登録方法は後述します。

ヨガトレーニング (30単位)について

「ヨガトレーニング」とはヨガに関する自己トレーニングです。合計で30単位が必要です。加えてその内容を全米ヨガアライアンス協会のWebサイトに登録する必要があります。

ヨガトレーニングの内訳は下記のとおりです。

  • コンタクトトレーニング(10単位以上が必要)
  • 課外トレーニング(20単位まで)

コンタクトトレーニング(10単位以上が必要)

「コンタクトトレーニング」とは以下のいずれかの基準を満たした者から受けるトレーニングのことです。

  1. YACEP(Yoga Allaiance Continuing Education Provider)メンバー
  2. E-RYT(E-RYT200、E-RYT500)
  3. ヨガアライアンス協会が定める教育カテゴリー(※1)に関連する科目の学位、資格を有するか、または実質的な教育を受けている者で、その科目で最低500時間の指導経験があり、かつその分野における2年の実務経験がある者。

当アカデミーのメイン講師であるアキ校長はE-RYT500ですので、基準を満たしています

ヨガトレーニングで取得する30単位のうち、この「コンタクトトレーニング」における単位が10単位以上である必要があります。1時間が1単位です。なお、10時間を超えた場合でも1時間を1単位として加算でき、必要な30単位がすべてこのコンタクトトレーニングでの単位でも構いません。

※1:ヨガアライアンス協会が定める教育カテゴリーとは下記の分野です。

  • テクニック、トレーニング、プラクティス (TTP)
  • ティーチングメソッド (TM)
  • 解剖学と生理学(AP)
  • ヨガの哲学、ライフスタイル、倫理(YPLE)

課外トレーニング(20単位まで)

コンタクトトレーニングだけでは30単位に満たない場合、不足する単位を補う分の「課外トレーニング」が必要となります。課外トレーニングは5時間で1単位となります。なお課外トレーニングに加算できるのは最大20単位までとなります。

課外トレーニングの内容は、協会が定める教育カテゴリー(前述)に関連している必要があり、対象は以下の項目です。

  • ヨガの本や記事を読んだり、ビデオを観る
  • ヨガに関するオンラインコースや通信講座などを受講する
  • 遠隔でのヨガ指導を受ける
  • ヨガに関する本を出版、CD・DVDの制作、または新聞や雑誌に記事を公表する
  • 生徒のためにヨガの教材をつくる

全米ヨガアライアンス協会への登録方法

継続教育の取得単位の登録は、全米ヨガアライアンス協会の下記のそれぞれのページで行なうことができます。


【参考】
「継続教育の時間は、すでに得た知識を統合したり処理をしたりするのではなく、研究、学習、体験を通して新たに何かを学ぶことに費やされるべきです」
(全米ヨガアライアンス協会のWebサイトより)

当ページの情報の出典:継続教育の要件(ヨガアライアンスサイト)