ポジティブなヨガティーチャーでいるための2つの秘訣

「私はネガティブな性格で、ついつい悪い方に考えてしまうし、いつも運が悪いんだ」

それは本当ですか?単なる思い込みではないですか。

  • あの人と一緒にいると、こっちまで明るくなる
  • あの人のそばにいるだけで元気になれる

そういう人、いますよね。人気のヨガティーチャーにもそのような方が多いようです。そうした人は、もともと周囲を明るくする性格なのかも知れません。一方で、そのような方の中にも「以前はすごくネガティブだったんですよ」という方もいらっしゃいます。

当アカデミーが開催するハワイでの3週間のヨガリトリートにも、ネガティブな自分を変えたいとおっしゃる方がときどき参加されます。

ヨガは心にもアプローチするもの。だからこそ、生徒さんの前に立つヨガティーチャーはできるだけポジティブでいたいものですよね。

そこで今回は、ネガティブに引っ張られずに、ニュートラルか、あるいはできるだけポジティブなヨガティーチャーでいるための2つの秘訣をお伝えします。生徒さんの前に出るときはもちろん、普段の生活面でもきっと役に立ちますよ。

秘訣1:良し悪しは解釈だと知る

人生には良いことも悪いことも起きます。そして、ある人にとっての悪いことは、別の人にとっての良いことだったりします。

その例をひとつ。ハワイでの雨の日の出来事です。

  • Aさん:普段忙しく働いているAさんは、ようやく取れた休日なのに雨で残念、アンラッキーだと言いました
  • Bさん:広い庭の植木に毎日一時間かけて水やりをしているBさんは、今日は水やりの必要がなく、自分の時間が持ててラッキーだと言いました

このように、雨降りという同じ出来事でもシチュエーションや捉え方で、良いことにも悪いことにもなります。雨が降るのは単に自然現象のひとつであり、本来良いとか悪いとかいう意味はありません。そのことに意味付けをするのは私たち人間です。つまり「雨降り」という自然現象をどう解釈するかで、それが良いことになったり、悪いことになったりするのです。

解釈の例をひとつ挙げてみます。「100円を落としてしまった」という出来事を考えてみましょう。100円を落としたことは、一般的には残念なことであり、悪い出来事のように捉えがち(解釈しがち)です。でも、それもひとつの解釈にすぎません。

100円落としたことは、実はラッキーだったのかも

そう捉えることも、できるかもしれないということです。たとえば、100円を落としたことで、それ以降お金を落とさないように気をつけるようになり、もっと大きなお金を落とさずに済んでいる、とも考えられますよね。

100円の一件がなければ、10万円を落としていたかもしれないのです。そうだとすれば、100円で済んでラッキーですよね。そんな解釈もできるわけです。

「どんなにこじつけたところで、100円を落としたことは絶対的な不運なのでは?」

そう思うかもしれません。ただその出来事に、もし良い側面があるとすれば、それはどんなことだろう。そう考えてみることで、悪いことも良いことに捉えることができるかもしれない。そんな可能性を探ってみてはいかがでしょうという、提案です。

悪く見える出来事の、別の解釈を探ってみるのです。結局すべての出来事はそれをどう解釈するかで、良くも悪くもなるのですから。

秘訣2:スポットの当て方を工夫する

秘訣2は、人生の中で起こる出来事のうちの何にスポットを当てるかです。

仮に、一日の中で良いことと悪いことが同じぐらい起こったとき、悪いことにスポットを当てて「あぁ、今日は悪い日だった」と思うか、良いことにスポットを当てて「あぁ、今日は良い日だった」と思うか。どちらにスポットを当てるかで、ずいぶん気分が違います。

たとえば、

  • 100円を落としてしまった。
  • 忘れてた100円がポケットから出てきた。

このふたつのことが起こったとき、どちらの出来事に心のスポットを当てるのか。どちらにも同じぐらいのスポットを当てることもできますし、どちらかをあえてスルーし、一方にスポットを当てることもできます。

100円を落とした

この出来事をずっと心のなかに留めて悔やみながら一日を終えることもできます。逆に

ポケットから100円出てきた

この出来事にスポットを当てて、今日はラッキーだったな、と思いながら一日を終えることもできます。この選択はあなた次第。どちらでも自由に選べます。どちらを選びますか?

まとめ

「人生、山あり谷あり」といわれます。谷(悪い出来事)の部分ばかりを見つめるより、山(良い出来事)にスポットを当てていきませんか。そうしたところで、誰も損はしませんし。

それでも、もし谷が見えてしまったときは、そのプラス面を見るようにしましょう。谷を経験したことでプラスになることはないかを探り「実はそれも山だったんだ」と解釈するのです。そうすれば、あなたの人生から「悪い出来事」は、消え失せます。

あなたがヨガティーチャーとして生徒さんと接するときや、ネットなどで情報を発信するときも、ポジティブな人として、ポジティブな発信をしましょう。そのほうが生徒さんやネットを見てくれている人も気分がいいし、そういう先生のレッスンに行きたいと思うものですから。

「私たちに3週間ください。人生を変えるお手伝いをさせていただきます」がキャッチフレーズのRYT200プログラムを、当アカデミーでは提供しています。自信を育むプログラムでもあります。当RYT200プログラムにご興味がおありでしたら、ぜひ下記より資料ごご請求ください。

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