「あなたのヨガティーチャーとしての目標はどこですか」
「どんなヨガティーチャーになることを目指しますか」
今回は、目標の置きかたの提案です。どんなヨガティーチャーになりたいのか。それが夢でもいいのです。それを叶えようとする姿勢が大切です。
なにを目指すのですか
「TTC(ティーチャートレーニングコース)を修了したら、まず一人前のヨガティーチャーになることを目指して日々精進しよう」
多くの方がそう感じていると思います。それは普通のことでしょう。でも、中には違う感じ方をする方もいます。それは「一人前」 ではなく 「一流」 を目指そうと感じる方です。
一人前を目指すということは、その目標が達成した時点で、ようやく人並です。たくさんいる中の 「普通のヨガティーチャー」 になれた。それが一人前になったという意味合いです。
では、一流を目指す人は・・・、
一人前になるのなんて当たり前。目標とするところの、ずいぶん手前にある単なる通過点に過ぎないと感じるでしょう。そんなのはさっさと通過して、もっと上を目指します。
だから、一人前を目指す人に比べて一流を目指す人は、TTC修了後も技術の上達や、知識の吸収がスムーズに進みます。どうせヨガティーチャーになるなら人並みを目指すのではなく、一流を目指しませんか。
「でも、一流になれる人なんて、ひとにぎりだし・・・」
そんなふうに感じるかもしれませんね。
天才と呼ばれたイチロー
プロ野球選手であり、アメリカのメジャーリーグでも活躍し、数々の記録も樹立してきたイチロー選手(現マリナーズ・スペシャルアシスタントアドバイザー)をご存知でしょうか。
彼は一流のプレーヤーといっていいでしょう。天才と評する人もいます。しかし、彼はこんなことばを発しています。
僕は天才ではありません。なぜなら自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです
天才とは、普通の人ができないことを大した努力もせずに実現し、そして自分にとっては当たり前にできることなので、なぜそれができるのかを他人に説明できない人のことをいうのでしょう。
しかしイチローは、彼自身の理論の中で努力し続けた。どうしたら打てるかを研究し続けたのです。だから、自分がどうして打てるのかが説明できるのですね。
目指すことに価値がある
自他ともに認める一流のヨガティーチャーになること。それが叶うかどうかは、確かにやってみなければわかりません。しかしそれはイチローだって同じだったはずです。
なろうと思って、なれると信じて前進することに意味があるのです。一流のヨガティーチャーになるにはどうすればいいか。それを研究し、行動することが大切なのです。
何をもって一流とするかは人それぞれですが、少なくとも 「一人前」 より上のレベルにあることは確かです。そこを目指して日々前進するのがプロとしての意識ですし、もしそこを目指していないとするなら、ヨガクラスに参加していただいている生徒さんに失礼です。
叶うかどうかは、様々な要因が絡みあうことでもありますから、誰にもわからないというのが正直なところです。しかしそれを目指すことがなにより大切です。
イチロー選手はこうもいっています。
夢は近づくと目標に変わる
一流のヨガティーチャーになる夢を持って、そしていつしかそれが目標になることを目指しませんか。目指す「いち」は、一人前のいちではなく、一流のいちで。
まとめ
一人前を目指す人と、一流を目指す人がいます。一人前を目指してそれを達成したとき、ようやく人並みです。そうではなく、一流をめざしませんか。どうしたら一流のヨガティーチャーになれるのかを考え、行動し続けることです。それが、あなたのヨガクラスにいらしてくださる生徒さんへの恩返しでもあります。
一流のヨガティーチャーを目指して前進し続けることに価値があるのです。
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