ヨガレッスンでBGMを流したい。便利なスピーカーは？

今回はそんなヨガティーチャーにお届けします。

ヨガ指導を行なうとき、ハワイのように波の音や鳥の声などが自然のBGMになってくれると最高ですね。生徒さんもリラックスできて気持ちよくヨガに集中できそうです。

しかし、たとえば都会のスタジオンなどで、どうしても外の音が聞こえてしまう場合には、上手にBGMを使いたいものです。

どんなBGMをかけたらいいのかは別の機会に譲るとして、今回はレッスンで使う音響設備についての話題です。

スタジオによっては音響設備があり、ケーブルでスマホと繋いでBGMを流すタイプのものがあります。これはスマホさえあれば利用できるので便利です。しかし、少しだけ不便な点もあります。

それは、ケーブルが届く範囲内にしかスマホを置けないことです。曲のスタートやストップ、曲のチェンジやボリュームの変更などはスマホを操作して行ないますが、操作の度にヨガティーチャーがそこまで行かなくてはなりません。それでは生徒さんの集中も途切れてしまいますね。

さらに、ヨガティーチャーがヨガルーム内を歩きながらレッスンをする場合には、ケーブルに足を引掛けないように気をつかうなど、スムーズで快適なレッスンをしにくくなるというデメリットもあります。

そもそも会場に音響設備がないこともあります。そんなときはスマホの内蔵スピーカーからBGMを流すことを考えるかもしれません。スマホのスピーカーの性能がアップしてきているので、小さなスペースで少人数であれば大丈夫なのかもしれません。

しかし、大きな部屋、大人数になると、やはりそれでは心もとないものです。屋外での使用はさらに難しいでしょう。

ではどうしたらいいのでしょうか。そんなときはワイヤレススピーカーを使うことを検討してみてはいかがでしょう。ワイヤレススピーカーはBluetooth（ブルートゥース）という仕組みを用いてスマホと繋がりワイヤレス（無線）で音楽を流すことができます。

これを使えば、スピーカーをヨガルームのベストな位置にセットできます。たとえばiPhoneですと10mぐらいまで離れることができますから、ヨガルームの後方から流す、部屋の中心にセットする、ティーチャーのいる前方から流すなど、スタジオの環境や参加人数に合わせて自由自在です。

スピーカーがどこにあっても、ヨガティーチャーがどこにいても手元のスマホで操作ができるのでティーチャーも生徒さんも、よりヨガレッスンに集中できますね。

また、スタジオの音響設備の状態に依存せず、どの会場でも毎回同じクオリティーのBGMを提供できるのもメリットのひとつです。

ワイヤレススピーカーを選ぶ際には充電式もしくは乾電池式のものにしましょう。電源ケーブルが不要なので設置場所の制限がなく、屋外のイベントでも使えます。

ワイヤレススピーカーの購入は家電量販店や通販サイトでできます。値段は数千円のものから数万円まで。やはり音質の良いものは少し高価ですが、レッスンの心地よさにつながりますので、予算内で買えるもっとも音質の良いものを選ぶといいでしょう。

ちなみに当アカデミーではこちらのスピーカーのひとつ前の機種を保有しており、使うことがあります。有名なメーカのものでとても音が良くて重宝しています。

スマホ＋ワイヤレススピーカーの組み合わせで使うときは、スマホを機内モードにします。その上でBluetoothだけオンにします。これで電話やメールが入ってきてBGMが途切れてしまうことを防げます。スマホのアラームやタイマーなどもオフにしておきましょう。

ヨガレッスンでBGMを流すなら、スマホ＋ワイヤレススピーカーの組み合わせが便利。

音質に関する好みは人それぞれですが、スマホの小さなスピーカーががんばって必死に音を出している環境より、少しいいスピーカーから、穏やかに優しく音を出している中でヨガをするほうがリラックスできて、ヨガに集中できるのではないでしょうか。

充電式または乾電池式のものを選び、最適な場所に設置して生徒さんもヨガティーチャーも快適にヨガレッスンができるような環境をつくりましょう。

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