- せっかく時間とお金をかけてヨガ留学するのだから、できる限りたくさんのことを学びたい
- 先生とのコミュニケーションもしっかり取りたい
- 有益な教えをたくさん受け取りたい
こうした希望をもっている方に、ヨガ留学先スクールを選ぶ際の大切なポイントをお伝えします。
ヨガ留学先を選ぶ際の大切なポイント
その大切なポイントとは、ヨガ留学先スクールのセッションで使われる「ことば(言語)」です。セッションで使われる「ことば」を基準に分類すると、ヨガ留学先スクールは次の3つに分けられます。
- (1)外国語(英語などの現地のことば)でセッションを行なうスクール
- (2)外国語+通訳(日本語)でセッションを行なうスクール
- (3)日本語でセッションを行なうスクール
(1)外国語(英語などの現地のことば)でセッションを行なうスクール
外国語でセッションを行なうスクールです。アメリカであればたいてい英語ですね。ヨガの専門用語を含めた日常会話が現地のことばで普通にできるのであれば、ここを選んでも問題はありません。
外国の人たちと一緒に学ぶことになるでしょうから、異文化に触れることもでき、さらに国によるヨガのとらえ方の違いや国際性の部分でも学びの多いヨガ留学になる可能性があります。
しかし、もしそのことばが得意でないなら注意が必要です。せっかくのヨガ留学なのに、内容が理解できないという残念なことになってしまいます。
(2)外国語+通訳(日本語)でセッションを行なうスクール
外国語でセッションが行なわれ、それに日本語通訳がつくスクールです。外国語ができなくても通訳がいるためセッションの内容は理解できます。でも、たとえば休憩時間やセッション以外の時間などの通訳がいない時間帯は、先生との密なコミュニケーションが思うように取れず、それがストレスになる可能性があります。
(3)日本語でセッションを行なうスクール
日本語でセッションを行なうスクールです。日本語が普通に話せればここを選んで問題ありません。セッションの内容が理解できますし、また先生とのコミュニケーションも、ことばの壁が一切ないので安心です。ただ、ほぼ日本人だけのクラスとなりますので、海外のヨガ仲間ができることは少ないでしょう。
通訳の有無の違い
「外国語+通訳」のスクールと「日本語」のスクールの違いは、通訳が入るか入らないかの違いです。でも、実はこれはとても大きな違いです。そのことを考えてみましょう。
一般的に通訳付きのセッションはこんな形式で進みます。
先生が外国語で話す → 通訳がそれを日本語に訳す → 先生が外国語で話す → 通訳がそれを日本語に訳す
このように、先生と通訳が交互に話しながらセッションが進みます。仮に、先生と通訳の話す時間が同じだとすると、先生の1分間の話を聞くために、結局2分間が必要になります。通訳も1分間話しますから。
つまり、1時間に相当する内容を聞くために、2時間が必要になります。8時間のセッションに参加しても、実質学べるのは4時間分の内容です。20日間のヨガ留学に参加したとき、実質学べるのは10日間分の内容ということです。
通訳が入ると、学べる量が半減する
これをどう考えるか。それは個々人の価値観によるでしょう。
たとえば「どうしてもこの先生からヨガを学びたい」とか「このスクールの教育内容が素晴らしいから絶対にここで受けたい」というような気持ちから外国語+通訳のスクールを選ぶのであれば、それは価値のあることです。
そして、もし「できる限り多くのことを学ぶ」ということに価値を感じ、そして外国語があまり得意でないなら日本語でセッションを行なうヨガ留学を選ぶのが懸命な選択です。
まとめ
ヨガ留学は何度も経験することのない、人生のとても貴重な体験です。自分が何に価値を感じるかによって選ぶポイントが異なります。満足いくヨガ留学先を選ぶためにも、自分の価値観を知り、そのうえで情報を集め、よく検討しましょう。
あなたにとってベストな選択ができることを願っています。
参考:ヨガ ヒーラー アカデミー ハワイのセッション
私たちヨガ ヒーラー アカデミー ハワイのRYT200プログラムのセッションは日本語で行なわれます。元アナウンサーであり当アカデミーのアキ校長がメイン講師をつとめます。
日本語で行なわれる当アカデミーのRYT200プログラムのカリキュラムをこちらでご紹介しています。ぜひご覧ください。
※当アカデミーのメインのセッションはすべて日本語で行なわれます。ただし、オプションで外部講師に講話をいただくことがあり、その際には英語+通訳のセッションとなることがあります。
2022年4月スタート
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