- ヨガインストラクターになるには具体的に何をすればいいの?
- 免許や届け出は必要なの?
- どこで習えばいいの?
そんな疑問をお持ちの方に、ヨガティーチャー、ヨガインストラクターになるための方法をお伝えします。
免許は必要?
免許は不要です。ヨガティーチャーになるために誰かの許可は必要ありません。許認可制でも免許制でもないので、ヨガティーチャーになる方法はとてもシンプルです。それは、ヨガティーチャーであることを自分で宣言するだけです。
たとえば、まったくヨガ経験のない人が、ヨガを教えるからと生徒さんを集め参加費を徴収しても、法的には何ら問題はないのです。道義的・モラル的な問題はありますが。
イメージしてみてください。画家になるために誰かの許可は必要ありません。それと同じです。ただし、だからといって絵が売れるとは限りませんね。
ヨガティーチャーも同様で、ヨガティーチャーを宣言することは誰にでもできます。しかし何の実績も経験もなければ、生徒さんには選んでもらえません。ビジネスとしては成立しないのです。
ヨガティーチャーに必要なトレーニングを積むことでヨガ指導のスキルを高めていき、その結果、生徒さんに選ばれるヨガティーチャーになっていくのです。
また、ヨガ歴が長いとか、ポーズが上手にできるからといって、それだけで上手にヨガを教えられるかというと、それも違います。自分でヨガをすることと、ヨガを指導することはまったく別物です。だからこそ、ヨガを教えるための技術を学ぶことが大切なのです。
どこで学ぶ?
ヨガティーチャーとしてのトレーニングを受けるコースは日本国内にも国外にもたくさんあります。ヨガインストラクター養成講座、ヨガティーチャートレーニング(TT)など様々な呼び方があり、様々なスクール(や機関)が開催しています。
ヨガの種類、流派、開催場所、開催期間や時期、受講料、誰に習うのか、通学スタイル、合宿スタイル、海外へのヨガ留学など、条件は多岐にわたります。また、同じヨガの種類・流派であっても、スクールのカラーによりアプローチが異なる場合もあります。カリキュラムもスクールにより異なることがあります。
ですから、事前に資料請求し、できれば説明会にも参加し、さらに卒業生の話を聞くなどして、できる限りの情報を集め、自分の希望に合うスクールを見つけましょう。
ヨガティーチャーになるための流れ
ヨガティーチャーになるための流れは、おおよそ次のとおりです。
- どこで学ぶかを決める
- 受講の申し込みと支払い
- 受講準備と各種手続き
- 受講
- ヨガティーチャーとして活動スタート
1.どこで学ぶかを決める
どのスクールのトレーニングを受講するかを決めます。受講の条件として、よくあるのがヨガ歴です。ヨガ歴が1年以上とか、半年以上でないと参加できないスクールがあります。ヨガティーチャーを目指すとを決めたなら、その条件を満たすことができるように計画的にヨガレッスンにも参加していきましょう。
2.受講の申し込みと支払い
受講するコースが決まったら申し込みをし、主催者からの案内にしたがって受講料の支払いなどをします。
3.受講準備と各種手続き
主催者からの案内にしたがって、必要物を準備します。たとえば指定の道具、テキスト、ヨガウエアなど。海外であればパスポートの準備や、現金の両替などです。
4.受講
決められたスケジュールとカリキュラムにそって受講し、所定のスキルを身につけていきます。修了時にはディプロマが発行されます。なお、このディプロマは免許証や許可証ではありません。そのスクールのトレーニングを受け、一定のスキルを身に着けたことを証する「認定証」です。
5.ヨガティーチャーとして活動スタート
TTを修了したら、いよいよヨガティーチャーとしての活動のスタートです。ヨガティーチャーとしての活動をするということはヨガの仕事をするということです。つまり新たなビジネスのスタートです。
はじめての場合は戸惑うかもしれませんが、ヨガの指導法とあわせて、ヨガのビジネスのノウハウも教えてくれるスクールであれば、それだけビジネス活動がスムーズにスタートできるでしょう。
まとめ
ヨガ人口のますますの増加が見込まれる昨今、ヨガティーチャーの需要もそれだけ高まっていくことでしょう。このページで説明したように、ヨガティーチャーになるためのハードルはものすごく高いわけではありません。ここだ!と思えるスクールに出逢えれば、あとは流れに乗って進むだけです。ぜひ、たくさんのスクールを見て、情報を収集し理想のスクールを見つけてください。
参考
ヨガとビジネスのセッションも充実の、当アカデミーのカリキュラムをこちらでご紹介しています。ぜひご覧ください。
また、2018年2月3日(土)には東京にて説明会も開催いたします。詳細はこちらのページをご覧ください。