・あなたは、どんなヨガティーチャーになるのが目標ですか?
・理想とするヨガティーチャー像は?
これがしっかりイメージできているほど実現しやすいといわれます。今回は実現したい未来像を基準にいま行動するというテーマです。きっとあなたの夢実現の手助けをしてくれるはずです。
理想像を鮮明にイメージする
目標を達成したときのイメージが鮮明にできているほど、その目標は達成しやすいと、よくいわれます。イメージが鮮明であれば、その実現へ向かっての行動を無意識に取るからといわれています。
この記事は、将来ヨガティーチャーになりたいと思っている方に向けて発信しています。そんなあなたが理想とするヨガティーチャー像が、たとえば次のようなものだったとします。
自分のヨガスタジオで、たくさんの素敵な生徒さんと、笑顔を交わしながらレッスンをしている
この理想像のイメージからすると、あなたは自分のヨガスタジオを持っていますね。でも現実としては、残念ながら持っていない(とします)。
ここで、理想の未来像と現状とのギャップを埋めるために必要なことを考えてみましょう。たとえば、理想と現状の違いは自分のスタジオの有無ですね。
そこで、その違いを埋める、つまりスタジオを持つにはどうしたらいいのかと考えます。たとえば、
- スタジオの候補地を思い描き、実際に調べる
- どんなスタジオにするか、内装などのプランを考える
- 必要な資金を調べる
などです。
目標とする未来の理想像から現在を眺めて、逆算してそこまでの道のりを具体的に考え、少しずつでもいいので行動を起こします。すると未来はどんどん現実味を帯びていきます。
これが「未来を基準に、いま行動する」という考え方です。
そして、目標達成の期限を決めることがさらに有効です。たとえば「来年の10月1日にスタジオをオープンする」のように。
上の例で挙げた理想像ではさらに、
- 素敵な生徒さんに集まっていただく
- 集まってくれた生徒さんに笑顔になっていただく
- 自分もいつも笑顔で、そして健康でレッスンをする
ということも含まれていました。ですから、そうなるために、いま何をすべきだろうと考え、それに向けて、行動を起こすのです。
過去の捉えかた
ところで、これまでの経験がいまの自分をつくっている。そういう考え方もあります。過去の成功体験がいまに活きている、という感覚があるかもしれません。
しかし、これまでがどうだったか、過去に何があったかなどは、これから起こる未来には関係ありません。過去に自分が経験した良いことも、過去に遭遇した嫌なことも、どれも未来にはまったく関係がないのです。
もし、過去の出来事があなたの未来に暗い影を落としているように見えるなら、それは過去がそうさせているのではなく、あなたがそういう目線で未来を眺めているからに他なりません。
過去の影が未来にまで伸びているように見えるのは、あなたがそのように見える未来をイメージしているからです。イメージはあなたがつくるもの。だから選択ができます。これは、未来の見え方はあなたの選択次第でいかようにも変化することを意味しています。
理想の姿を選択してイメージし、それを基準とすることであなたの行動が変わります。その行動の積み重ねが理想を引き寄せるのです。
「いま」の行動の基準は「未来」。未来のあなたが、いまのあなたを引っ張ってくれています。そして、それに応えているいまのあなたが、未来のあなたをつくっているのです。
まとめ
未来の理想像と現状との違いをもとに、いますべきことをする。それが「未来を基準に、いま行動する」という考え方です。ただし、行動するのは「いま、この瞬間」です。ヨガでいう「アタ」ですね。
理想を基準に行動プランを立てたとしても「いま行動」しなければ、理想は近づいてきません。あなたの理想を現実のものとするために、いま行動を起こすのです。
もしあなたが「漠然」とヨガティーチャーになりたいと思っているなら、その姿を漠然とではなく鮮明にイメージしましょう。どんな姿のあなたが見えますか。あたかも映像を見るように想像してみましょう。
そして、現状との違いが見えたなら、いま行動すべきこと、いますぐできることをひとつしてみませんか。その連続が、理想のあなたに近づくためのステップです。
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